INTERVIEW

課長・要潤が聞く

スマートシェアの仕事と未来について



みなさま、こんにちは。

このたび、わたくし要潤は、スマートシェア株式会社の業務推進課 課長に就任しました。

「スマート」と言えば、やはり僕。

声をかけていただき、とてもうれしいです。

僕がTwitterを始めたのは2012年。フォロワーも17万人を超えました。

スマートにSNSを使いこなしている点にも、注目していただけたのかもしれませんね。

俳優との二足のわらじになりますが、これからスマートシェア社で部下を率いて、
バリバリと業務を推進していくにあたって、まずは会社のことを詳しく知っておかなくてはいけません。

僕をスカウトしてくれた西山統 代表取締役に、これまでの歩み、会社のビジョン、業務内容などについて、インタビューしました。

スマートシェアを設立するまで

――まずは、西山さんがこれまでどういうことをやられてきたのか、簡単に経歴を教えていただけますか?

大学新卒で就職し、大手消費財メーカーの本社企画営業部に配属となり、7年間いろいろな営業経験を積み、1993年に独立。独立後も、さまざまな分野の仕事を行っていく中で、通信の分野に興味を持ち、レンタル電話サービス会社に再就職。そこで通信事業の様々なことを学びました。

ただ、その頃はもう携帯電話が普及し始めていて、もう固定電話のレンタルなんて斜陽産業。新築分譲マンションへのPBXを提案する仕事の中でインターネットサービスを思いつき、その会社にてサービス化し、大手デベロッパーを開拓して導入実績を積むことができました。

当時、1996~1997年頃というのは、インターネット接続がダイヤルアップから、常時接続に変わっていく時期。長谷工コーポレーションの設計案とNTT-MEとの3社合同で企画。いわゆるインターネットマンションの1号物件を作ったんです。

――日本で一番最初ってすごくないですか?


そうなんですよ。おかげで当時、インターネットマンションの業界では有名になり、個人へのコンサル申込やヘッドハンティングを受けるようになりました。このインターネットマンション事業は事業が魅力的だったので、2000年に再独立して、オーエフというインターネットマンションの専門会社を作りました。この会社は今も業績拡大中です。ライオンズマンションや、住友不動産株式会社のほか、コスモスマンション、三井不動産株式会社、NTT都市開発株式会社から仕事を請けていて、業容を拡大しました。
 

――社長の豪腕ぶりには恐れ入ります。

オーエフでは、いわゆる有線のインターネット事業をメインにしていました。2005年頃から、将来的にはモバイルがメインになっていくのでは? という危機感を持ち始めて。そこで事業の多角化の必要性を考え、積極的なM&Aを行いました。その中で、システム開発会社を買収し、SES(System Engineering Service)の事業を行い、事業の柱に育てていきました。かつ、開発ベンチャーを目指して成長させました。


――2005年ってiPhoneが発売される2年前ですが、もうすでに今の状況を予測していたわけですね。なんか将来を見通す力がすごい。

すごい危機感がありましたから。ITに関しては、アメリカのほうが日本の5~7年先を行っているので、定期的に渡米しては事業の参考になることはないかとあちこち視察してきました。その結果、モバイル大容量通信が常識となり、そのインフラが整ったら次はコンテンツ勝負になるな、と思いましたね。2010年ぐらいの頃です。 そこで、2008年に買収したシステム会社のメンバーの技術を使って、コンテンツ領域で何か新しいことをやろうということで、2011年に社内起業ベンチャーとして起こしたのが、スマートシェアなんですよ。

スマートシェアとはどんな会社か

 

――スマートシェアという会社は、コンテンツ領域の中でも、特に何をやっている会社なのでしょうか?

テレビや新聞、雑誌など、誰もが知っている媒体でなければ情報を発信できなかった時代は終わり、誰でも発信できる時代になりました。そうなると、自社でオウンドメディアを作り、SNSを使って様々な発信をするようになるだろう。その中でデジタル参加型キャンペーンは有効な発信手段となるだろうと思ったので、スマートシェアでは企業のそうした活動をサポートする事業を行おうと思いました。

今はいわゆるSNSマーケティング支援会社はとても多いですが、そのほとんどが運用から参入してきた会社です。我々のようにシステムから参入する会社はかなり珍しいと思います。

 

――そうなんですね。

2011年時点では、まだInstagramが日本語化されていなかったので(日本語版アプリがリリースされたのは2014年2月)、SNSマーケティングといっても、いろいろ試行錯誤でしたね。初期の頃は、大手企業からの依頼で、オウンドメディアを核としたキャンペーンシステムをオーダーメイド的に作りながら、こちらも勉強していったという感じです。

そうして完成したのが、スマートシェアを代表する製品である、SNSマーケティングプラットフォームOWNLY(オウンリー)です。


――OWNLYというのは、何ができるのですか?

SNSキャンペーンの定番である、Twitter、Instagram/Facebook、LINE、メールの5つの媒体を対象に、横断的に管理/運営ができる、サブスクリプション型のSNSマーケティングプラットフォームです。単に、SNSキャンペーンを効率化するだけが目的のシステムではありません。世の中に知られてないものを、SNSを使って認知拡大していくためのツールでもあるのです。

特長のひとつが、SNSを使って情報を拡散していくだけでなく、その際に多くのユーザーによって生み出されたUGCを収集、蓄積していくような仕組みになっていることです。


――UGCというのは、何ですか?

User Generated Contents(ユーザーによって作れられたコンテンツ)の略です。企業でもインフルエンサーでもない、ごく普通のユーザーが作ったコンテンツのことを言います。我々は、このUGCこそが、SNSキャンペーンにおいて本当に重要なものだと捉えているんです。


――と言いますと?

あるキャンペーンにおいて、その商品やブランドに対してそれほど強い興味を持っていない1万人に宣伝するよりも、そもそも興味を持っている10人に向けてアプローチする方が、宣伝効果ははるかに高いと思っています。

特に最近のユーザーは、企業の人間が「この商品はほんとにいい商品なんです」と言っても聞く耳を持ちませんが、少しでも自身に関係のある人で、なおかつ好ましく思っている人が、「この商品いいよ」というと、スッと反応してくれる確率が高い。商品特性を理解したファンの方が、自身のSNSで損得抜きに紹介する投稿こそが、いわゆる宣伝よりもはるかに人の心を動かすものになる。そう考えると、1万人への宣伝よりも10人の拡散力のほうが、大きな価値があると思いませんか。


――そういうことですね。分かる気がします。

このUGCをどう広げるかが、今後のマーケティング活動で一番大事になってくると我々は思っていて、OWNLYはそれを最大限に活用できるツールなんです。 
 

 

――なるほど。

例えば、代表的な事例として、株式会社HISの「タビジョ」(https://www.his-j.com/girls_trip/tabi_jyo/index.html)という、Instagram(@tabi_jo)を使ったコミュニケーションマーケティング施策や、スターツ出版株式会社のOZmallの「東京女子部」(https://www.ozmall.co.jp/feature/15819/)という、インフルエンサーマーケティング施策があります。

インフルエンサーマーケティングを行うだけであれば、その効果は、情報の拡散とブランドイメージの醸成、それに伴うLTV(1人の顧客から得られる売り上げの総額)の向上に留まります。OWNLYを活用することで、それに加えて「#タビジョ」「#東京女子部」というハッシュタグを付けて投稿されたUGCを収集して、今後のサービス開発の参考にするための「ゼロ・パーティデータ」を蓄積できるようになっているんです。


――あ、また分からない言葉が出てきた。ゼロ・パーティデータって、何なんですか?

簡単に言うと、アンケートデータです。SNSキャンペーンをやっても、収集できるデータがアカウント名だけではさすがに情報不足。性別や年齢、どういったモノコトに興味を持って反応したのか、と言うことは知りたい。そこでSNSキャンペーンの際に、ユーザーにインセンティブを与えて、簡単なアンケートも実施するのです。インセンティブは、商品のプレゼントやオリジナルの壁紙、LINEスタンプなどが一般的です。

ユーザーが自発的に回答したデータというのは、かなり粒度の細かいものなので、データとして非常に価値が高い。このデータを、顧客になる前のデータという意味を込めて、我々は、ゼロ・パーティデータと呼んでいます。

これを、すでに企業が所有しているファーストパーティデータ(自社で生成/収集されたデータ)などと突合して保存し、CRMデータとして管理/活用することで、新たな企画の参考にすることもできるわけです。我々は、これを一気通貫でやることで、企業のSNSキャンペーンのお手伝いしていきたいと考えています。

課長 要潤の仕事は?

 

――ところで、私、要潤が課長を務める業務推進課は、何をする部署ですか?

主に、広告宣伝を中心に取り組んでいただきます。要さんの力で、「スマートシェア」という社名とロゴを「見たことがある!」という人を増やしていってほしいと思っています。


――わかりました。及ばずながら、17万のフォロワーに向けて、Twitterであれこれとツイートします。

よろしくお願いいたします。


――ところで、業績が上がったら、私もボーナスはいただけるのでしょうか?

もちろんです! とにかく結果次第ですから、期待していますよ!

 

――ボーナスゲットを目指して、がんばります!